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2020.12.21更新

盗撮の被害者と示談をするためには

盗撮事件の被害者は,加害者に対して,激しい怒りや強い恐怖を抱いていることが多いと思われます。そのような被害者に対して,謝罪をしたい,慰謝料を支払うなどして被害弁償をしたい,と考える加害者もたくさんいることでしょう。
しかし,被害者としては,「盗撮された加害者を許すことはできないし,話もしたくない」と考えているかもしれません。そのような場合は,加害者が直接話をして上記のような提案をすることは,非常に難しいと思われます。

以下では,盗撮事件の被害者との示談の流れについて解説いたします。

盗撮事件の被害者との示談の流れ

弁護士への依頼

盗撮事件の被害者は,通常,加害者と話はしたくない,加害者には自身の氏名や連絡先などの情報を開示したくない,という方が多いものです。そのような場合は,弁護士に依頼をして,被害者の方と示談についての話し合いをすることになります。

捜査機関への確認

被害者の連絡先は捜査機関が把握していますので,弁護士は,捜査機関に連絡し,被害者と協議をすることができるか確認して欲しいと依頼することになります。

示談についての協議

被害者の了承が得られた場合には,捜査機関から被害者の情報を開示してもらうか,被害者から弁護士に連絡をしていただくことになります。弁護士は,被害者に対し,加害者からの謝罪の意思を伝えるとともに,示談金の支払い等,条件について提案し,被害者からの回答を待つことになります。

▼盗撮事件における示談の条件としては,以下のようなものが考えられます。
・謝罪条項
・示談金
・画像の消去
・接触禁止
・口外禁止
・宥恕文言(宥恕とは,許すという意味です)
・清算条項

示談の成立

被害者から条件について了承いただいた場合には,弁護士が示談書を作成し,示談書に記載した条件を履行することになります。

盗撮事件の示談金の相場

一般的に,盗撮事件の示談金の相場は,10万円~50万円くらいと考えられます。
もっとも,事案の悪質性や,被害者の被害感情の大きさ等により,示談金の額は大きく変動します。特に,被害者が加害者に対してとても大きな処罰感情を抱いているような場合には,50万円を超える金額での示談が成立することもあり得ます。

示談にあたって -被害者への配慮-

被害者にとっては,弁護士と協議をするときも,事件のことを思い出すことになるため,多大なストレスを感じる方が多いと思われます。当事務所の弁護士は,そのような被害者の感情に十分に配慮し,決して被害者が再び傷つくことのないように,細心の注意を払いながら,示談についての話し合いを進める必要があると考えております。

示談が成立した場合

示談が成立した場合,弁護士は,示談書を捜査機関に提出し,示談成立を踏まえた処分をするように,捜査機関に働きかけます。
事案にもよりますが,被害者と示談が成立すれば,不起訴になる可能性も十分にあります。不起訴にならない場合でも,罰金で終わる場合が多いと考えられます。

さいごに

以上のとおり,被害者との示談において,弁護士が果たす役割は大きいものです。
被害者に対して誠意を示したい,示談をしたい,という方は,お早めに弁護士にご相談ください。

投稿者: 弁護士法人桑原法律事務所

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福岡市にある弁護士法人桑原法律事務所です。刑事事件においては、一日も早い着手と迅速な対応が欠かせません。福岡県近郊で、刑事事件でお困りの方は、すぐにご相談ください。情熱と向上心のある弁護士たちが真摯に向き合い、一日も早い円満な解決を目指します。

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