刑事事件コラム

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2020.10.06更新

[ Q ]

盗撮で逮捕された場合、必ず前科がついてしまいますか?

[ A ]
■ 前科と前歴

「前科」とは,裁判で,懲役刑や罰金刑を言い渡されたもののことをいいます。懲役刑に執行猶予がついている場合も前科にあたります。
また,前科と似た言葉として,「前歴」というものがあります。前歴とは,検察や警察等の捜査機関による捜査の対象になったものの,刑罰を課されていないもののことをいいます。

■ 裁判にならなければ前科はつかない

盗撮で逮捕された場合ですが,逮捕されたからといって,必ずしも裁判になるとは限りません。そして,裁判にならなければ,前科となることはありません。もっとも,捜査を受けたということにはなりますので,前歴としては残ることになります。

■ 裁判になるかどうかは検察官の判断による

裁判にするかどうか,すなわち起訴するかどうかは基本的に検察官が決定します。どのような場合に検察官が起訴するかですが,刑事訴訟法では,「犯人の性格,年齢及び境遇,犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況により訴追を必要としないときは,公訴を提起しないことができる。」と定められています(刑事訴訟法248条)
したがって,検察官は,様々な事情を考慮して,起訴,不起訴を決めます

■ 盗撮事件では被害者との示談が重要

盗撮に関して言えば,被害者と示談できているかどうかは重要な考慮要素になると考えられます。したがって,前科がつかないようにするためには,被害者との示談が重要です
一般的に,被害者は,加害者本人と連絡をとらないことが多いかと思いますが,弁護士であれば連絡に応じてもよいという方も多いです。

■ さいごに

盗撮事件において,前科がつかないことを希望される場合は,まずは弁護士にご相談ください。

 

投稿者: 弁護士法人桑原法律事務所

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