刑事事件コラム

  • HOME
  • 刑事事件コラム

2020.01.09更新

[ Q ]

刑務所から出所して7年経ちます。もし,いま万引きで逮捕されたら,執行猶予をつけることは可能でしょうか。

[ A ]

前刑の執行が終わった日から7年が経過していますので,執行猶予をつけることは,法律上は可能です。もっとも,判決で言い渡される懲役刑が3年以下でなければなりませんし,執行猶予の要件に該当する場合であっても,必ずしも執行猶予が付されるとは限りません

今回は,すでに実際に懲役刑に付されていることを考えると,宣告される刑が長期になる可能性もありますし,執行猶予を付すべきではないと判断される可能性があると思われます。

したがって,法律上は執行猶予を付されることは可能であるが,必ずしも付されるとは限らないということになります。

執行猶予の要件は,次のとおりです。

今回のケースについては,刑法第25条1項2号が関係してくることとなります。

刑法第二十五条(刑の全部の執行猶予)

次に掲げる者が三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金の言渡しを受けたときは、情状により、裁判が確定した日から一年以上五年以下の期間、その刑の全部の執行を猶予することができる。
一 前に禁錮以上の刑に処せられたことがない者
二 前に禁錮以上の刑に処せられたことがあっても、その執行を終わった日又はその執行の免除を得た日から五年以内に禁錮以上の刑に処せられたことがない者
2 前に禁錮以上の刑に処せられたことがあってもその刑の全部の執行を猶予された者が一年以下の懲役又は禁錮の言渡しを受け、情状に特に酌量すべきものがあるときも、前項と同様とする。ただし、次条第一項の規定により保護観察に付せられ、その期間内に更に罪を犯した者については、この限りでない。

投稿者: 弁護士法人桑原法律事務所

情熱とフットワークを
もって
迅速な解決を
目指します。

福岡市にある弁護士法人桑原法律事務所です。刑事事件においては、一日も早い着手と迅速な対応が欠かせません。福岡県近郊で、刑事事件でお困りの方は、すぐにご相談ください。情熱と向上心のある弁護士たちが真摯に向き合い、一日も早い円満な解決を目指します。

  • 刑事事件のご相談 Consultation of the criminal case 092-409-0775 平日 8:30~18:00 夜間や日・祝のご相談は要お問い合わせ
  • メールでのご相談予約
  • 刑事事件のご相談 Consultation of the criminal case 092-409-0775 平日 8:30~18:00 夜間や日・祝のご相談は要お問い合わせ 電話無料相談 地下鉄祇園駅より徒歩1分
  • 刑事事件のご相談 092-409-0775 平日 8:30~18:00 地下鉄祇園駅より徒歩1分
  • メールでのご相談予約
  • メール相談予約
  • 092-409-0775