刑事事件コラム

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2018.12.10更新

今回は,家族や身内が逮捕された場合の対応について説明します。

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事例として,【 成年である息子さんがスーパーで万引き(窃盗)をして,その後,逮捕されたというケース 】を考えてみましょう。

逮捕されたらどうなる?―逮捕後の流れ―

まず,逮捕された場合,通常は,逮捕された現場を管轄する警察署に連れて行かれ,その警察署でしばらく過ごすことになります。

警察は,逮捕されたときから48時間以内に,逮捕された被疑者(息子)を検察官に送致しなければいけません。そして,検察官は,被疑者の身柄を受け取った時から24時間以内に,勾留するか否かを決めて,裁判所に勾留の請求をすることになります。

すなわち,逮捕後の被疑者の留置期間は,最大で72時間ということになります。

家族への連絡

逮捕後,警察から被疑者の家族に対し,「どんな罪で逮捕され,どこの警察署にいる」という報告がなされることが多いようです。したがって,息子さんのご両親は,警察からの連絡で,息子が万引きで逮捕されたことを知ることになります。

ご両親としては,一刻も早く息子から事情を聴きたいと考えるでしょう。しかし,留置されている間は,息子と会うことはできません。息子と会うことができるのは,弁護士のみです。

逮捕直後の段階では,まずは弁護士に相談をしていただき,息子さんから事情を聴くよう依頼していただくことが望ましいでしょう。

弁護士の対応

弁護士は,依頼を受けた場合,息子さんが留置されている警察署に行って息子さんと会い(「接見」といいます),事件等について詳しい事情を聴きます。そして,今後の手続の流れや黙秘権などについて説明をします。そのほか,「何か緊急に対応すべきことはないか」「両親に伝えるべきことはないか」などについても聴き取りをします。お仕事をされている方の場合は,「職場にどのように説明すべきか」などの相談をされる方も多いです。

そして,弁護士は,息子さんから聴いた話をご両親にお伝えすることになります。逮捕後,ご家族の方は大きな不安を抱えられることになりますが,早期に事情を詳しく知ることによって,落ち着かれる方は非常に多いと思われます。

まとめ

早期に弁護士に依頼するメリットとしては,早い段階で事情を把握することにより,早めの対策が打てることのほかに,精神的な安定にもつながるといえます。
なによりも,逮捕された被疑者にとって,早期の弁護士面会が非常に大きなメリットをもたらすことは言うまでもありません。

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投稿者: 弁護士法人桑原法律事務所

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