窃盗罪の種類にはいろいろなものがあります。
刑法上,窃盗とは,どのような行為を指すのかというと,「他人の財物を窃取した」と規定されています。
具体的な行為としては,以下のようなものが挙げられます。
・他人の住居に入り,その住居にあるものを持ち出した(侵入盗)。
・店舗に赴き,棚に陳列されている品物をポケットに入れて店外に出た(万引き)。
・駐車場に止めている他人の自動車の車内から物品を持ち出した(車上荒らし)。
・電車の中で,他人のズボンのポケットから財布をすり取った(すり)。
・カフェでカバンや財布を置いてトイレに行く客がいたので,その隙にそのカバンや財布を持って,店外に出た(置き引き)。
・夜道を歩いている人の背後から近づき,その人のカバンをひったくって逃走した(ひったくり)。
以上の種類も一例にすぎず,その他にも窃盗罪となる可能性のある行為は多数あります。
気になることがある場合には,当事務所へご相談ください。