刑事事件の基礎知識

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2019.05.14更新

【 Q 】

万引きで逮捕されました。初犯ですが,前科はつくのでしょうか。

万引きの初犯で前科はつきますか?

【 A 】

前科がつくということは,検察官によって起訴され,裁判で有罪となることをいいます。
したがって,検察官に起訴されず,裁判とならなければ,前科はつきません。

■ 起訴の権限は検察官が有する

日本の刑事司法においては,起訴の権限を有しているのは検察官です。検察官は,起訴をするのか,しないのかについて裁量権を有しています。
罪を犯したからといって,必ず検察官が起訴するとは限りません。実際に,平成29年版犯罪白書によれば,平成28年の刑法犯は,認知件数が99万6120件,検挙件数が33万7066件であるところ,起訴数は,7万3060件となっています。

■ 微罪処分について

また,軽微な事件の場合には,微罪処分といって,検察官に事件が送られないこともあります。微罪処分の基準については,あらかじめ,検事正が定めています。

■ まとめ

初犯の万引きの場合,犯罪の悪質性にもよりますが,基本的には,微罪処分起訴猶予処分となり,検察官から起訴されることはないのではないかと考えられます。
したがって,前科はつかないのではないかと思われます。

もっとも,逮捕されたことにより,前歴は残ることになりますので,万が一再度罪を犯した場合には,厳しい処分がなされる可能性があります。

適切な処分がなされるように,まずは弁護士にご相談されることをおすすめします。

 

 

投稿者: 弁護士法人桑原法律事務所

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