刑事事件コラム

  • HOME
  • 刑事事件コラム

2018.06.06更新

今回は,「起訴猶予」について解説いたします。

起訴猶予とは,言葉のとおり,起訴を猶予されるということになります。

起訴するだけの犯罪の嫌疑があり,訴訟条件も備わっている場合に,検察官は,「犯人の性格,年齢及び境遇,犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情状により訴追を必要としないときは,公訴をしないことができる。」(刑事訴訟法248条)とされています。


起訴猶予は,不起訴処分の一種です。
起訴猶予を含めた不起訴処分となると,前科とはなりません。
不起訴処分となると,起訴されないという結論で一旦事件が終了します。

もっとも,起訴されたうえで無罪判決を得たわけではありませんので,法律上は,検察官は不起訴処分という結論を翻して,起訴することも可能ですが,事実上,不起訴処分後に,起訴するということはほぼありません。


不起訴処分にはいくつか種類があります。
まず,起訴猶予を理由とした不起訴処分があります。
また,犯罪の嫌疑が不十分である場合に,嫌疑不十分を理由とした不起訴処分となります。
犯罪の嫌疑が全くない場合には,嫌疑なしを理由とした不起訴処分となります。


早い段階で弁護人をつけ,適切に活動を行うことで,不起訴処分となる可能性が高まりますので,刑事事件に関与した場合には,早期に弁護士にご相談ください。

投稿者: 弁護士法人桑原法律事務所

情熱とフットワークを
もって
迅速な解決を
目指します。

福岡市にある弁護士法人桑原法律事務所です。刑事事件において有利な展開を望むなら、スピーディーな対応が欠かせません。福岡県近郊で、刑事事件でお困りの被疑者ご本人やご家族が安心して日常生活を送ることができるよう、情熱と向上心のある弁護士たちが真摯に向き合います。

  • メール相談予約
  • 092-409-0775